和菓子

桔梗屋織居の銘菓

その終生を旅に捧げた俳聖松尾芭蕉が郷里の伊賀上野に戻りし折りに起臥し、俳諧に懸命した小庵「釣月軒」。
その趣向をするところの枯淡閑寂の蕉風を、菓子に凝した逸品です。
粒餡を焼き皮で挟んでございます。

伊賀の古墳群より出土された国司の印は、天平・勝宝の昔に善政を布いた国司たちのしるしでああり、伊賀の国の歴史を偲ばせるものでもあります。
ごま、はったい粉、抹茶、しそ、きな粉を用いて、五つの風味を「伊賀」とみなし、古えに面影をうつす菓子としていまに伝えております。
吟味した寒梅粉と砂糖を合わせ、五つの香りを調整しました。芯は漉し餡です。

とうふ料理のさかんな伊賀ならではのお菓子です。

新鮮な牛乳と蜂蜜を使い滋養にもよい「みるくはちみつとうふ」。
プルリンとした食感が人気です。

何やら懐かしい「あずきどうふ」。
あり得ない物の例えとして「小豆の豆腐」などともうしますが、これはお菓子の冷奴。
伊賀の郷土料理豆腐田楽に並ぶ名物をと創作いたしました。
葛の食味を口当たりよくアレンジしました。

その他にも…

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